日本の農業は女が守ってきた

女のことを考えると、日本の農業のこれからが見える、というのはちょっとオーバーかも知れませんが、これから結婚したいな、なんて思っている私にとっては大きな問題です。


わが家のことについて言えば、お袋はもういいかげんリタイアしたがっています。


そして親父の助けがなくなったとき、今までやってきたことをそっくりやっていけるかとなると大きな問題です。


そんな時代は確実にやってくるのですが、やっていける自信はまるっきりないし、たとえそのとき奥さんがいたとしても、あまり頼りにはしたくないなと思っています。


切実さが足りないというか、いいかげんだなと思いますが、バリバリにがんばって体こわしてやるほどのことなのかって気がしますし、できる範囲でやるだけさ、なんてことでお茶をにごしています。


生産と運動が結びつく場としての生活が、私にとって農業だったということで、そういう意味ではがんばりたいと思いますが、体をこわすことだけは避けたいと思います。


生活と運動が結びつく場としての生活をつくって行こうなんて思っている入と家庭がつくれたらいいななんて慰っています。


まだまだ夢見る年頃なのでしょうか。

産業に役立つ植物 9

博士はカリフォルニア大学バークレイ校の教授の1人で、ノーベル賞を受賞されたほどの人ですが、植物から炭化水素を採り、それを価値ある燃料に変えられるかもしれないという考えを普及するのに力を尽くしてこられました。


博士は、トウダイグサ属のエウフォルビア・ラティリスという種についてたくさんの研究を行なってこられました。


この植物はジネズミを寄せつけないといわれていて、ときにジネズミ植物と呼ばれます。


この植物は、年間1エーカーあたり、10から20バレルの石油を産出し、うまく改良すれば産出量を増大させられると思われます。


パラゴムノキに対して成し得たように、もし10倍増大できれば、これは、年間1エーカーあたり、200バレルの石油が採れる勘定です。


この植物から石油を採るための経費はまだ大ですが、博士の説では、さらに研究を重ねることによってコストダウンできるといいます。


将来、外国の石油価格は高くはなりますが、低くなることはないので、この植物が極めて重要になる時がくるでしょう。

産業に役立つ植物 8

グアユールゴムノキやキャンデリラのような種を使うとなぜ有利かというと、乾燥地や半乾燥地で生育しているからです。


プランテーション経営は、農作物の栽培に向かないような地域で行ない得るのです。


また、これらの植物は、もしSALBがアジアのパラゴムノキのプランテーションに発生した場合に、パラゴムノキに代わって天然ゴムの需要に応じる重要な植物になるでしょう。


ほかにも研究されている砂漠の植物があり、そのようなものの中に、原油に似た物質を生産するものがあります。


炭化水素の燃料は、炭素原子と水素原子の鎖からできています。


大きな分子を持つたいへん長い鎖は天然ゴムを形成し、1方、より小さな分子を持つ小さな鎖は油を形成する。


乳液を含むほとんどすべての植物は、そのどちらかの種類の炭化水素を放出する小さな工場といってよい。


この白い乳液は、水と炭化水素の混合物なのです。


水分が除外されたときに残る物質は生物性原料です。


炭化水素を生産する植物の研究の先駆者はメルヴィン・カルヴィン博士です。

ランドスケープ

ランドスケープ(景観)つまり「景観」という言葉は、一般に、風景・景色と同義に使われ、広く視覚的環境をさすが、地域固有の自然条件や都市形成の過程とも深く関わっている。

近年は、"都市景観"をテーマとした施策展開を図っている地方自治体の数も多い。

都市景観行政といわれるものにはさまざまな取組みがあるが、一つは、緑や水辺などの自然環境の保護・保全を目的としたものがある。

二つは、歴史的環境の保全と町並み保存であり、これらに関連した条例による建築行為の規制・誘導は、一般市街地での建築デザイン誘導制度へ展開する道を開いたものといえる。

三つは、公園・緑地や道路などの公共空間の整備である。

四つは、建築物のデザインについての規制・誘導施策であり、いわゆる行政指導によって市街地景観をコントロールしようとするものである。

そのための地方自治体独自の条例や要綱が、近年相次いで制定されている。

市街地景観をコントロールしようとする試みの先駆は、京都市の市街地景観条例(昭和四七年)であり、歴史的伝統的景観の保全を基本とした保全型・規制型の典型例である。

これに対し、神戸市の都市景観条例(昭和五三年)は、神戸らしい景観を守る(保全)とともに、育て(育成)、創る(創造)ことを目的としたものであり、広く一般市街地を対象とした建築デザイン誘導のための施策を用意しているのが大きな特色である。河成鎮美子さんによると、これら都市景観行政の実践は、いわば"都市景観から発想する街づくり"にほかならない。

その基底にあるものは、都市景観がさまざまなエレメントによって構成され、また多くの主体が関わりあいながら創り出されるという共通認識に立脚していることであり、多

様な価値観の調和をめざしていることである。


産業に役立つ植物 7

乳液や他の炭化水素を生産する植物は、かなり多くの科に発見されており、1年草から多年草、低木から高木にいたるまです。


多くの植物学者は、こうした植物のさまざまな種を研究しているところですが、価値あるゴム植物が見つかるかもしれないのです。


よく知られている種のひとつにキク科のグアユールゴムノキ(パルテニウム・アルゲンタツム)があります。


その植物に関する実験はすでになされているところで、ゴムの品質と量が調べられています。


その試験的なプランテーション経営がメキシコではじまっています。


あまり知られていませんが、トウダイグサ科のペディランツス・マクロカルプス(キャンデリラ)は、カリフォルニア大学のアーヴィン校にいる植物化学者エロイ・ロドリゲス博士らによって研究されています。


この植物は、ババ・カリフォルニア、メキシコ北部の一部、北アメリカ南西部に生育しており、パラゴムノキやグアユールゴムノキの乳液と同じようなものを出し、さらに、ワックスや樹脂のような将来的に有望な炭化水素も少量含んでいます。

産業に役立つ植物 6

我々は、人造ゴムに完全に頼ることはできないので、SALBが発生するとたいへんなことになるでしょう。


これに対抗するためには、抗SALB系統を開発する必要があります。


そのための抗遺伝子はどこに求めたらよいでしょうか。


ブラジルのジャングルの中で、SALB耐性のある数系統が見出されており、アジアのプランテーションの株に利用されてはいます。


しかしまだ、この真菌類に対する完全な抵抗性を得るにはいたっていません。


熱帯のジャングルの未調査の場所で、完全なSALB抵抗性と、さらに高品質のゴムを生じる遺伝子を持ったゴムノキが存在するかもしれません。


これらの遺伝子が見つかれば、莫大な利益を生むにちがいないでしょう。


砂漠のゴム砂漠に生育するいくつかの植物の科は、よりすぐれたゴム資源であることが明らかになるかもしれません。


また少なくとも、パラゴムノキの代替物としての魅力があります。

産業に役立つ植物 5

これらのパラゴムノキからのゴム産出量は10倍に増えてきています。


第2次世界大戦中のことですが、石油からゴムを合成する方法が発明されました。


合成ゴムの品質は天然ゴムほどはよくありません。


したがって、2つのタイプのゴムを混合して使うことが多いのです。


ラジアルタイヤが他のものより長持ちするのは、天然ゴム含有率が高いからです。


合成ゴムだけからできたタイヤは安いですが、比較的すぐ磨耗してしまいます。


したがって、天然ゴムは、飛行機のタイヤや重工業用に必要とされています。


アメリカの自動車のタイヤは平均12・5パーセントですが、バスは55パーセント、飛行機は90パーセントの天然ゴムを含みます。


合成化合物の方は製造費用がかからないのですが、本物の物質とは品質においてほとんど比べものになりません。

産業に役立つ植物 4

新大陸の先住民族(アメリカ・インディアン)は、クワ科のカスティラという植物(たとえばカスティラ・エラスティカなど)から樹液を集めて弾力性のゴムボールをつくり、いろいろなゲームを行ないました。


ブラジルに生えるトウダイグサ科のパラゴムノキが、今日使われている主要な天然ゴムノキです。


この植物は南アメリカ原産ですが、ゴムノキのほとんどのプランテーションはアジアとアフリカにあります。


真菌類がもとで起きる南アメリカ黒葉枯れ病(SALB)が猛威を振るった100年ほど前、南アメリカからこのゴムノキが移動させられたのです。


このゴムノキを救おうとして、パラゴムノキの種子はブラジルで集められてイギリスのキュー植物園に送られました。


キュー植物園で2000株を超える数が発芽し、ジャワ、マレーシア、セイロン島の植物園に送られました。


ちょうど22本の苗木がマレーシアに送られたといいます。


これら少数の個体が、今日の商業ゴムのプランテーションの遺伝的基礎を形成したのです。


これらの植物は比較的良質のゴムを生産しますが、SALBに対する抵抗力が少しもありません。


これまでは、その真菌類はアジアやアフリカに到達していません。


もし到達したら、これらのゴムノキのプランテーションが壊滅してしまうでしょう。

リサイクルしよう

多くの大都市は、「安全宣言」と同じ線上に立ち、廃乾電池や蛍光灯管などの分別処理の必要性はないという"強気"の姿勢を示してきました。


しかし、もしも東京で仙台や府中のような回収が試みられれば、1年に1000トン前後の回収を見込めるでしょう。


これがリサイクルトナーのようなデポジット方式となると、循環資源研究所の村田徳治氏の話では2000トンにも達するともいわれています。


このような予測回収量は、水銀含有物の適正処理を徹底すると同時に、あらゆる手段を駆使してごみ減量に挑むべき東京都としては、けっして無視してよいほどの少量とはいえないのではないでしょうか。


ところで、廃乾電池は使用済み乾電池の回収・再利用の問題もさることながら、それ以前の問題・・・


つまり、使い切らずに捨てられる電池がいかに多いか、という問題があります。


三鷹市の消費者団体であるニ葉会では1984年以降、定期的に市のリサイクルセンターや消費者センターの回収箱から数十、数百の廃乾電池を取り出して、それをテスターにかけ、電力が残っている電池がどれだけあるか、換言すれば、捨てられた乾電池の中にまだ使えるものがどれだけ残っているかを調べてきました。


それによると、88年9月までの4年間に合計1万7537個の電池をテスターで調べたそうですが、そのうち5478個、31.1%の電池がまだ電力が残っているのに捨てられるものであったといいます。


カセットテープレコーダーを動かす力は弱まっていても、壁時計にはまだ十分使えるといった電池が、その例です。


産業に役立つ植物 3

石炭と石油はもともとは植物に由来するので、現存の植物は、論理的には化石燃料の代わりになるものといえます。


炭化水素と呼ばれる植物に含まれる化学物質が、生物性原料になりうるということは、高い値段と減少する石油供給に対する答になるかもしれません。


多くの植物種は、これらの炭化水素を生産しますが、十分な量を生産する種は比較的少ないです。


それらの数少ない高生産性植物のうち、簡単に抽出できる生産物を含む種は、さらにひとにぎりにすぎません。


植物種が絶滅すればするほど、我々は、新たな生物性原料を得る機会を失っていくのではないでしょうか。


次はゴムノキの話です。


ゴムは、我々が毎日使う工業製品です。


身近にあるゴム製品の多くは石油からできた合成物質ですが、天然ゴムは植物の生産物です。


ある植物の茎に乳液が存在することは、多年にわたって知られてきました。