原因は神のみぞ知る 4
問題のほうに自分が近づいていくのではなく、問題を自分の頭の中の引き出しに持ち込んで、そこで片を付けるということです。
このやりかたは、研究的とは反対の、まさにロボット的な動きの特徴です。
もちろん、調べたところで、原因がわかるとは限りません。
原因は、神のみぞ知るであって、我われ人間が原因を知ることができるのは、対応して問題が解決したときにはじめて、あれが原因だったと知ることとなるのです。
しかし我われは、調べることによって、その状況は事実によって掴むことはできます。
その中から、原因を決めつけるのではなく、それらしきものを仮説として見いだすことはできます。
この、決めつけてしまうか仮説として捉えるかが、その後の対応のありかたを、ロボット的か研究的かに、決定的に左右していくのです。