原因は神のみぞ知る
1985年8月に群馬県上野村の山中に墜落した日航機事故の報道を覚えている方は多いのではないでしょうか。
この航空機が行方不明になって間もなく、各テレビチャンネルはそのニュースを流しはじめ、それは時間とともに大ニュースとなっていきました。
やがて各チャンネルには、その道の専門家や解説委員が登場してきて、墜落を前提として、その原因を詮索しはじめたのです。
その時点で明らかな事実は、この航空機が大阪国際空港に着いていないこと、レーダーに映らないこと、無線に応答がないこと、この3つでしかなかったのにです。
原因の詮索は、情報が増してくるとともにますます激しくなり、その中には、阻石との衝突説まで飛び出してきました。
そういう私も、テレビを見ながらその原因を知りたくて、専門家の解説を求めて、テレビチャンネルをあちこちと切り換えた覚えがあります。