産業に役立つ植物 9
博士はカリフォルニア大学バークレイ校の教授の1人で、ノーベル賞を受賞されたほどの人ですが、植物から炭化水素を採り、それを価値ある燃料に変えられるかもしれないという考えを普及するのに力を尽くしてこられました。
博士は、トウダイグサ属のエウフォルビア・ラティリスという種についてたくさんの研究を行なってこられました。
この植物はジネズミを寄せつけないといわれていて、ときにジネズミ植物と呼ばれます。
この植物は、年間1エーカーあたり、10から20バレルの石油を産出し、うまく改良すれば産出量を増大させられると思われます。
パラゴムノキに対して成し得たように、もし10倍増大できれば、これは、年間1エーカーあたり、200バレルの石油が採れる勘定です。
この植物から石油を採るための経費はまだ大ですが、博士の説では、さらに研究を重ねることによってコストダウンできるといいます。
将来、外国の石油価格は高くはなりますが、低くなることはないので、この植物が極めて重要になる時がくるでしょう。