« 2010年10月 | メイン | 2010年12月 »

2010年11月 アーカイブ

リサイクルしよう

多くの大都市は、「安全宣言」と同じ線上に立ち、廃乾電池や蛍光灯管などの分別処理の必要性はないという"強気"の姿勢を示してきました。


しかし、もしも東京で仙台や府中のような回収が試みられれば、1年に1000トン前後の回収を見込めるでしょう。


これがリサイクルトナーのようなデポジット方式となると、循環資源研究所の村田徳治氏の話では2000トンにも達するともいわれています。


このような予測回収量は、水銀含有物の適正処理を徹底すると同時に、あらゆる手段を駆使してごみ減量に挑むべき東京都としては、けっして無視してよいほどの少量とはいえないのではないでしょうか。


ところで、廃乾電池は使用済み乾電池の回収・再利用の問題もさることながら、それ以前の問題・・・


つまり、使い切らずに捨てられる電池がいかに多いか、という問題があります。


三鷹市の消費者団体であるニ葉会では1984年以降、定期的に市のリサイクルセンターや消費者センターの回収箱から数十、数百の廃乾電池を取り出して、それをテスターにかけ、電力が残っている電池がどれだけあるか、換言すれば、捨てられた乾電池の中にまだ使えるものがどれだけ残っているかを調べてきました。


それによると、88年9月までの4年間に合計1万7537個の電池をテスターで調べたそうですが、そのうち5478個、31.1%の電池がまだ電力が残っているのに捨てられるものであったといいます。


カセットテープレコーダーを動かす力は弱まっていても、壁時計にはまだ十分使えるといった電池が、その例です。


産業に役立つ植物 4

新大陸の先住民族(アメリカ・インディアン)は、クワ科のカスティラという植物(たとえばカスティラ・エラスティカなど)から樹液を集めて弾力性のゴムボールをつくり、いろいろなゲームを行ないました。


ブラジルに生えるトウダイグサ科のパラゴムノキが、今日使われている主要な天然ゴムノキです。


この植物は南アメリカ原産ですが、ゴムノキのほとんどのプランテーションはアジアとアフリカにあります。


真菌類がもとで起きる南アメリカ黒葉枯れ病(SALB)が猛威を振るった100年ほど前、南アメリカからこのゴムノキが移動させられたのです。


このゴムノキを救おうとして、パラゴムノキの種子はブラジルで集められてイギリスのキュー植物園に送られました。


キュー植物園で2000株を超える数が発芽し、ジャワ、マレーシア、セイロン島の植物園に送られました。


ちょうど22本の苗木がマレーシアに送られたといいます。


これら少数の個体が、今日の商業ゴムのプランテーションの遺伝的基礎を形成したのです。


これらの植物は比較的良質のゴムを生産しますが、SALBに対する抵抗力が少しもありません。


これまでは、その真菌類はアジアやアフリカに到達していません。


もし到達したら、これらのゴムノキのプランテーションが壊滅してしまうでしょう。

About

2010年11月にブログ「いろいろコレクション」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年10月です。

次のアーカイブは2010年12月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り